ニュース一覧

News

まさか、まだ伝票書いてる!?

2021年8月28日

兵庫県の姫路市で2代目として税理士をやってます毛利です。

今日は、まさか、まだ「伝票」書いてる!?という内容でお話したいと思います。

会計ソフトに入力するまでのプロセスの話で、手書き伝票なんて全く要らないし、
取引と同時に「紙」を介さずに入力できるところまで進化してますというお話です。

 

↓動画版はこちら↓

 

そもそも「伝票」の存在すらも知らない方も増えてきたように思いますが、
昔は次の3ステップで、会計入力がされていました。

・  ① 請求書 ②    ③
取引 → 領収書 → 伝票 → 会計ソフト
・    通帳

この中で、伝票は、請求書とかの紙資料と会計ソフトを繋ぐために
仕訳で表現したらどうなる?という翻訳的機能を持った存在でした。

具体的には、現金で消耗品を買いました、となると
出金伝票に「消耗品費」というスタンプ押して、金額書いて、
経理とか税理士に渡すという流れです。

ですが、いまや、このプロセスは全く要らないです。

 

というのが、会計ソフトが進化して、伝票機能も会計ソフトの中に入っています。

つまり、次の2ステップで事足ります。

・  ① 請求書 ②
取引 → 領収書 → 会計ソフト
・    通帳

手書き伝票というのは、ほんとに無駄な作業なんですが、
代々続いている会社さんは、誰に指摘されるわけでもないので、
いまだにやってたりします。

経理の方が高齢であれば、やり方を変えることのストレスの方が
大きい場合もあるので、代が替わるタイミングでごっそり変えるべき
ところかと思います。

 

で、会計ソフトはさらに進化していて、請求書とかの紙資料すら介さず
いきなり会計ソフトに入るように進化しています。

・  ①
取引 → 会計ソフト

通帳の動きはネットバンキングにデータとして存在するし、
クレジットカードの使用履歴も同様です。

会計ソフトがこれらのデータを読み込んで、自動で会計に入る仕組みです。

特に、freeeという会計ソフトは、請求書をfreee上で作れば、それと同時に
会計でも売上として勝手に入る仕組みです。

ただ、紙でもらう請求書や領収書は、まだ2ステップのままですが。

 

このように、会計ソフトは日々進化し、経理の合理化ができるようになっています。

特に自社で会計入力をされている会社さんは、是非一度ご検討ください。

うちでもサポート可能なのでご相談ください。

 

以上!

2代目税理士 毛利進士